【レビュー】KOMPLETE KONTROL S88 MK2 MIDIキーボード買ってみた
M-Audio Keystation88からの買い替え
長年、MIDIキーボードはM-AudioのKeystation88を愛用しておりました。
正直、特に気に入っていたというわけでもないのですが、
逆に、これだ!というものも見つからず、、、
88鍵のMIDIキーボードの中では圧倒的に安いので、
コスパ良し!ということで使い続けてました。
ただ、やはり何年か使うとモデュレーションやらベロシティのバグが発生して(この値段なので文句はありませんが)、
都度買い替えていたわけだが、
いちいち取り替えるのも面倒だし、
スタジオも新しくなったし、
例に漏れなく今回もピッチベンドの調子が悪くなってきたので、
「そろそろ長く使えるようなものを探すか」という心境になったわけです。
実は消去法で選んだ
色々ネットサーフィン等しつつリサーチを開始したわけですが、最終的にはNative Instrumentsの「KOMPLETE KONTROL S88」とROLANDの「A-88MK2」の2つに絞りました。
理由は簡単!
KOMPLETEはよく使っている人を見かける、ROLANDブランドならまぁ大丈夫だろうというめちゃくちゃ安易な発想(笑)
基本的にMIDIキーボードなんてピッチベンドとモジュレーションぐらいしか使わないので、機能をそんなに求めてないんですよね〜。
どうせKONTROLとか使わないけどデザインは良いな〜とか、でもROLANDの方がスリムだな〜とか、結局「これだ!」という決め手は見つからず、ダラダラ迷ってましたが、
最終的にはノリと見栄えの良さで「KOMPLETE KONTROL S88」を購入しました。
で、早速、届いたわけだが、第一印象としてはとりあえずデカイ!そして重い!
面積はKeystationの2倍ぐらいあるんじゃなかろうか、、、
最初は「失敗したかな〜??机かなり狭くなりそうだし、圧迫感あるし、スリムなROLANDにすべきだったorz」と後悔していましたが、
セッティングして使ってみると、完全にこっちにして正解でした。
良かった点
逆に机が広くなる
これが一番嬉しい誤算でした。
写真見てもらえると分かると思うんですが、
以前のKeystationだと鍵盤の奥のスペースが細くて、あまり物が置けなかったんです。
TimeDomainのスピーカーも下がちょっと浮いちゃってる感じになってました。
また、鍵盤の面積が狭い分、机のスペースは広くなるわけですが、鍵盤の手前に小物ケースとかエアコンのリモコンとか置いてたので、結局ゴチャゴチャになるし、弾きにくい時があったわけですが、
KOMPLETE KONTROLはそこのスペースが広いので、ガンガン物が置けちゃう。
そして、鍵盤の手前はスッキリしてめちゃくちゃ気分良いし、ちょっとした資料とかも置きやすくなり、弾きやすくなった。見栄えも良い。控えめに言って最高です。
グリッサンドが痛くない
この値段の差なので当たり前っちゃ当たり前ですが、鍵盤のクオリティーが全然違います。
鍵盤のタッチとか重さとか、キーボディストに言わせれば色々あるのかもしれませんが、作家からすれば十分すぎるクオリティー。
そして、鍵盤の処理もちゃんとされているので、グリッサンドしても痛くない。感動。
PLAYボタンやRECボタンが意外と便利
パソコンのキーボードでバッチリ操作出来るので、そんな使わないだろうと思っていたが、あればあるで意外と便利。
譜面を手前に広げて、それを読みながらRECしたり出来る。
こんな感じで↓
Undoボタンもあるしね。
ビルドクオリティーは高い
作業しているとピッチベンドやモジュレーションホイール、ボタンの感触など、一つ一つ丁寧に作られているのを凄く感じる。使ってて気持ち良い。
おわりに
安くない買い物でしたが、結果的には満足してます。
機能的には全然使いこなせてないんでしょうけど笑。
でも、これからグレードアップすることはあっても、
またKeystationに戻ることは無いかな〜。
それぐらい満足してます。
さて、良い機材も買ったので頑張っていい仕事しますか〜。
それでは!